値付けに便利!最低価格表示について
最低価格表示について
「出品したものを見る」のページでは、出品価格の変更や価格自動調整の機能を設定できますが、手動での値付けや出品をする時に役立つ機能に「最低価格表示を変える」というものがあります。
この「最低価格表示を変える」の機能の使い方ですが、手動での価格設定時の目安になる色々なパターンの最低価格の表示を変更することで、より適切な価格設定を行うことができます。
例えば、あなたが「Used – goodcondition(非常に良い)」で出品したとします。その時に他のライバルが少なく「Used – Acceptable(可)」の商品の値段に合わせると折角の利益を減らすことにもなります。
表示の変更はかんたんです。「出品したものを見る」ページの右側にある「最低価格表示を変える」、ここで3つのパターンで表示を変更することができます。
- すべての商品の出品価格 (新品・中古全体の最低価格をさします)
- 同一のコンディションの最低価格 (同一のコンディションとは新品か中古かという意味です)
- 同一のサブコンディションの最低価格 (サブコンディションとは、非常に良い・良い・可などになります)
例えば、以下の【A商品】の出品状況の商品にあなたが出品するとします。
ここにあなたが出品するとすればどの価格に合わせたいですか?商品状態は「Used – goodcondition(非常に良い)」です。
以下のようなライバル出品者の状況ですと、Used – Acceptableの最低価格とUsed – goodconditionの価格差は$24(日本円で2400円)もの利益差がでてしまいます。
【A商品】
$8 Used – Acceptable
$9 Used – Acceptable
$32 Used – goodcondition
$34 Used – goodcondition
$40 NEW
しかし、Used – goodconditionの最低価格に合わせることができれば取れる利益をしっかり確保した値段で出品することができます。
また、新品商品の場合ですと、最低価格での差額は$32(日本円で3200円)にもなり本来なら大赤字になってしまいます。
では、以上をふまえて価格を設定する時の状況に合わせて表示を変更させてみましょう。
【 すべての商品の出品価格 】
この表示ですと、利益よりも価格優先で商品の回転を重視する場合に向いています。薄利多売で商品を出品する場合に適しています。
【 同一のコンディションの最低価格 】
新品商品の価格設定時に有効です。
【 同一のサブコンディションの最低価格 】
状態の良い中古商品の出品時に有効です。全体の最低価格に合わせるより商品回転が遅くなる場合も考えられますが、ヘタに値段を下げずに相場に合った値段設定に役立ちます。
【補足】
価格自動調整機能の『状態合わせ』ですと「非常に良い」や「可」、「新品」などそれぞれの最低価格に合わせてくれるので、その状態ごとの最低価格で相場を崩すことなく価格を調整します。