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リチウム電池入り商品の発送について

EMS等の海外発送ではリチウム電池入りの商品が
制限されています。

全く送れないということではなく
いくつかの制限があるということです。

一番気を付けてもらいたいのが

「機器に取り付けてある又は機器に内蔵されていること」

という条件になります。

リチウム電池を本体に付けるタイプの商品で
本体に接続した状態で送る場合は問題ありませんが
外した状態である場合は送ることは出来ません。

元々、内蔵されているタイプは特に何もすることはありません。

注意が必要なのは

機器に取り付けをして使用するタイプの商品は
外したままでは送ることができないということです。

そのため同梱してあるだけで接続していない
新品未開封品は送ることができません。

「じゃあ、儲かる商品を見つけても新品の
商品は出品できないじゃないか~」

というのは早計です^^

そのような商品はリチウム電池を
本体に取り付けた状態で発送してください。

その際は

「海外発送をするために電池は初めから
 取り付けています。」

ということを商品説明文に記載したり
発送の際にメッセージで伝えておくと
いいと思います。

海外の人は日本人ほど、神経質では
ないですが、中古と思われてクレームや
返品になってはもったいないですからね。

その他細かい条件としては

1つの郵便物について

リチウム電池の数量が

最大4個のリチウム単電池又は最大2個のリチウム組電池(バッテリー)

であることが数量制限になっています。

分かりやすくまとめると

単電池1本で動作するデジタルカメラは最大4台まで

単電池2本で動作するデジタルカメラは最大2台まで

組電池1個で動作する携帯電話やゲーム機は最大2台まで

同時に送れるということです。

以上の条件をクリアしていても

そもそもリチウム電池の輸入を
制限している国もあります。

Amazon.comにはアメリカ以外の
お客さんからの注文もたくさんあります。

もし制限があり発送できない国からの
注文があった場合は

「ごめんなさい。この商品はあなたの国へは
発送が禁止されているキャンセルさせていただきます。」

とメッセージを送ってキャンセルしましょう。

詳しくは下記の日本郵便のページを参考にしてください。

国際郵便によるリチウム電池の郵送条件についてはコチラ
http://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/restriction02.pdf

「バレなきゃいいや~」と品名を変えて発送して
しまうことは正直可能です。

しかし万が一、飛行機で輸送中に発火し大事故になると荷送人であるあなたが責任を追及されます。

賠償だけでなく、人命にもかかわる危険性もあるので絶対に虚偽の申請はやってはいけません。

聞いた話では実際に3000万円もの賠償を請求された企業もあるそうです。

数千円や数万円の儲けのために3000万円を
請求されては大変ですからね。

以上、リチウム電池の入った商品を発送する
時には気を付けてくださいね。

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