Amazon輸出のためのノウハウや方法を初心者の方にもわかりやすくマニュアルにして公開しています。

返品リクエストに対しての考え方

ある程度、販売数が増えてくると必ず返品
リクエストがくるようになります。

アメリカでは返品が当たり前という文化です。
日本人では信じられない感覚ですが文化の違い
というものです。

文化の違いのような変えられないものに
関して怒ってみたり、イライラしても
しょうがありません。

当社が長年、Amazon輸出に取り組んで
日本と海外の文化の違いを感じながら
現在は下記のような考え方で返品リクエストには
対応しています。

まずはお客様都合による返品の場合は
お客さんに先に返品してもらい、商品到着後に
商品状態を確認してから返金をする。
返送代はお客さんに負担してもらう。

返品の際にこちらに不備がある場合は
一旦、連絡をやり取りした後に即時返金をする。

返金後に返品をしてもらう。返送代はこちら負担。

悪気がある確信犯なのか、ただ忘れているだけなのかは
そのまま返品してくれないお客さんも中にはいます。

そのような返品してくれない人は1、2度催促して諦めましょう。

そのようなマイナスなことにエネルギーや意識を向けるので
あればさっさと損切りをして諦めて、次の儲かる商品を
リサーチする等の行動をしたほうがよほど、前向きで
生産的です!

仕入れ値や販売価格が安い、または返送コストに
見合わない商品は返送をしてもらわず、お客さんに
プレゼントまたは処分してもらうようにしましょう。

こちらに不備がある場合でも仕入れ値や販売価格
が高い場合は例外的に先に返品してもらってから
返金をしてもらうようにしてもらってもいいと思います。

商売の基本である「相手の立場に立つ」
ということを考えたらそのような対応が
良いのではないかと思います。

逆の立場で考えれば納得してもらえると思います。
相手の不備なのに先に商品送ったら返金すると
言われたら、自分のミスを棚に上げて
「ふざけんな!」
と思うことでしょう。

間違いなく誠実なセラーとは思われないと思います。

こちらに不備はなくとも
基本的にAmazonはバイヤー保護なのでクレームに
なったらほぼ負けます。

Amazonの創設者ジェフ・ベゾスの理念は

「顧客第一主義を世界で一番実現する企業になる」

この行き過ぎた顧客至上主義は建前ではなく
それを前提としてAmazonのシステムはつくられて
います。

そのため現在のAmazonのシステムでは残念ながら
悪質なクレーマーのようなお客さんの場合でも
販売者側より買い手側が優先されるという事実が
あります。

いくらこちらの意見を主張して論破して相手の非を認めさせてても
相手に悪い評価を付けられてしまえばそれまでです。

しかもAmazonに直接クレームを入れる

「A-to-z Guarantee claims」

を申請された場合はほぼ100%の確率で
販売者側の意見は無視されて申請した
買い手側の意見が通ります。

その場合はAmazonには勝手に返金処理され、バイヤーには
悪い評価を付けられるという目もあてられない状況に
なってしまいます。

(ここは人間関係でも同じだと思います。自分の意志や意見を通しても
相手や結果が自分の望む通りにならないことは自己満足なだけです。)

納得はいかないと思いますがAmazonというプラットフォームを
利用して商売をしている以上、納得せざるを得ないところです。

どんなにミスのないように誠実に対応していても
ある一定数のクレームは必ず起こります。

クレームやトラブルがあっても全く気に
しないということは難しいと思いますが、

あまり返品やクレーム等のマイナスなところには
フォーカスせずにさっさと損切りをして、
その損失分を稼ぐためにリサーチをする等の
前向きで生産的なことにエネルギーを使いましょう!

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